<社会貢献>
2019年度実績
2019.11.16・23「こだいら花いっぱいプロジェクト」に参加
小平市内の花植えボランティア「こだいら花いっぱいプロジェクト」(小平駅南口とハッピーとんぼ池)に参加しました。
11/16小平駅南口ロータリーの大花壇は快晴で多くの市民ボランティアの方々が集い、また11/23小ぢんまりしたハッピーとんぼ池は北風吹く雨の中私たち明大校友会3名だけでしたが、声かけ合いながら力を合わせ、パンジー・ビオラ・葉牡丹などを植えて、立派な花壇を完成させることができました。
市民のみなさんや市の職員と談笑しながら、きれいな花壇を完成させることができ、小平の緑化活動にほんの少しでもお手伝いできたことは本当によかったです。
2019.6.01「こだいら花いっぱいプロジェクト」(5/25小平駅南口ロータリー、6/1とんぼ池)参加
小平市内の花植えボランティア「こだいら花いっぱいプロジェクト」(小平駅南口ロータリー・ハッピーとんぼ池)に参加しました。真夏日の好天に恵まれ、小平駅南口ロータリーの大花壇には市長ほか市職員や多くの市民ボランティアの方々延べ172名が集い、真夏日の暑い日でしたが声かけ合いながら力を合わせ、サルビア・ペチュニア・マリーゴールドなどを植えて、立派な花壇を完成させることができました。またハッピーとんぼ池では5名の市民のみなさんと談笑しながら、ブルーサルビア、ケイトウなどを植えて、小さいながらきれいな花壇を完成させることができ、小平の緑化活動にほんの少しでもお手伝いできたことは本当によかったです。
2018年度実績
2018.11.17・18「こだいら花いっぱいプロジェクト」に参加
小平市内の花植えボランティア「こだいら花いっぱいプロジェクト」(小平駅南口とハッピーとんぼ池)に参加しました。
両日とも好天に恵まれ、小平駅南口ロータリーの大花壇に市長ほか多くの市民ボランティアの方々が集い、小ぢんまりしたハッピーとんぼ池には10名ほどが集い、声かけ合いながら力を合わせ、パンジー・ビオラ・葉牡丹などを植えて、立派な花壇を完成させることができました。
市民のみなさんと談笑しながら、きれいな花壇を完成させることができ、小平の緑化活動にほんの少しでもお手伝いできたことは本当によかったです。
2018.8.19 第1回公開講演会報告
8月19日(日曜日)第1回公開講演会をルネこだいらレセプションホールで開催しました。多摩支部役員様や多摩支部内の各地域支部の校友の皆様が多くご入場くださり、また多摩地区父母会の方々、100名を超える市民の方々がご入場くださり、総勢152名のご入場者がありました。定員150名を超えるご入場者(受付スタッフ含む)で本当に安堵致しました。
アンケートには今回の講演は通常の聞く専門の講演とは違い、参加型講演会、楽しい笑えてしかも最後はリレーション(人間関係)のまとめをされて良かった講演会との感想が殆どでした。
小平地域支部として地域貢献の一環で初めて母校明治大学の専任教授による公開講演会を開催し、母校明治大学のPRができましたこと、校友の皆様には校友会を身近に感じてもらい、市民の皆様方とは今回の機会をご縁にさらに市民祭りなどの地域行事にも継続して参加して一層つながりを持って行く所存です。
ご来場下さいました校友皆様方、広報にもご協力いただいた校友皆様方には厚く御礼申し上げます。
2018.7.2
2018年7月2日
校友各位
明治大学校友会小平地域支部
支部長 土井隆夫
「奨学サポート資金」への募金の御礼
この度、小平地域支部定時総会で実施いたしまいた、厳しい経済状態になったことにも負けず学業に励む学生を支援する募金、明治大学寄付金「奨学サポート資金」につきまして、出席校友の皆様からご協力賜りまして、誠にありがとうございました。本当に感謝致します。
お陰様で校友皆様から丁度1万円の募金をいただき、7月2日に下記宛に送金いたしました。
《寄付者名》 明治大学校友会小平地域支部
《募金送付先》:学校法人明治大学寄付金口(奨学サポート資金)・・・1万円
<奨学サポート資金>
明治大学給費奨学金(返済不要)「未来サポーター給費奨学生」の原資として活用します。対象者には授業料2分の1相当額を支給します。
受付期間:毎年度4月1日から翌年3月31日、法人の場合は一口の金額に定め無し
*この未来サポーター給費奨学金の採用者全員が直筆で感謝の気持ちを寄せられています。それを小冊子「感謝のことば」にまとめられています。
以上
2018.6.2「こだいら花いっぱいプロジェクト」に参加
6月2日「こだいら花いっぱいプロジェクト」の各公園への花植えボランティア、小平の新たな水の名所「ハッピーとんぼ池」(旧仲町公民館跡地)に小平校友5名参加しました。
晴天に恵まれ、私たち含む10名の市民のみなさんと声かけ合いながら力を合わせ、用意された赤とブルーのサルビアを約25分で植え終わり、立派な花壇を完成させることができました。
ぜひ皆さん、小平駅南口ロータリーとハッピーとんぼ池の花壇を散歩しながら一度行って見てください。
2018.5.26「こだいら花いっぱいプロジェクト」に参加
小平市内の花植えボランティア「こだいら花いっぱいプロジェクト」(小平駅南口)に参加しました。
好天に恵まれ、小平駅南口ロータリーの大花壇に市長ほか多くの市民ボランティアの方々が集い、声かけ合いながら力を合わせ、赤とブルーのサルビアを植えて、立派な大花壇を完成させることができました。
市民のみなさんと談笑しながら、きれいな花壇を完成させることができ、小平の緑化活動にほんの少しでもお手伝いできたことは本当によかったです。
次回は、6月2日(土曜日)10時ハッピーとんぼ池(旧仲町公民館跡地 仲町521)です。小さい場所なので約30分くらいで完了予定です。多くの校友のご参加をお願いいたします。
2017年度実績
2017.11.26 「こだいら花いっぱいプロジェクト」に参加
今回から初めて小平市内の花植えボランティア「こだいら花いっぱいプロジェクト」に参加しました。
25日(土)は小平駅南口ロータリーの大花壇に市長他市民ボランティアの方々約150名(小平校友5名)、26日(日)は小平の新たな水の名所の旧仲町公民館跡地に約10名(同4名)参加されました。
両日とも晴天に恵まれ、みなさんと声かけ合いながら力を合わせ、用意された花(パンジー、ビオラ、葉牡丹など)を予定よりも大幅に早く植え終わり、立派な花壇を完成させることができました。
今回、小平市の花植えボランティアに参加して、市民のみなさんと力を合わせて、談笑しながら、きれいな花壇を完成させることができ、小平の緑化活動にほんの少しでもお手伝いできたことは本当によかったです。今後も継続して参加していきたいと思います。
次回は、来年5月下旬の予定です。次回はもっと多くの校友のご参加をお願いいたします。
2017.8.9 福島県新地町「第7回やるしかねぇべ祭り」への学生ボランティア派遣
明治大学震災復興支援センターは8月4日から6日にかけて、福島県新地町の「第7回やるしかねぇべ祭り」へ学生ボランティア39名を派遣した。この祭りは・・・・・いかに続く
http://www.meiji.ac.jp/reconstruction/news/2017/6t5h7p00000oxjlo.html
2017.6.18 第14回多摩支部定時総会・懇親会で「新地町の漁師たち」アンコール上映のチラシ配布
多摩支部21地域支部の当日出席された250名にお知らせ添付のうえチラシを配布しました。
本チラシは、明治大学震災復興支援センターが学生にも配布されています。
2016年度実績
2017.3.11 「新地町の漁師たち」上映初日
映画「新地町の漁師たち」が3月11日ポレポレ東中野で上映開始されました。満員な初日、NHK総合テレビ首都圏ネットワークの撮影が入り、13日(月曜日)18:10から放送されます。
映画上映終わった瞬間、大きな拍手がありました。山田監督とポスターの漁師の小野春雄さんとのトークショーがあり、震災当時と6年後の今とは環境も漁業も全く違う。また漁師の弟さんが船を出すのに遅れ亡くなったが、今は地震津波の時には船より大事な命を守るため高台に避難するよう呼びかけている、と言っておられました。
ポレポレ東中野では3月24日まで上映されます。夜19時開始ですが出来ればご覧ください。映画終わりの字幕で協力者のなかに「明治大学の皆さま」とでてきます。
2017.2.16 毎日メディアカフェトークショー「映画『新地町の漁師たち』公開記念―福島の漁業の今―」
毎日新聞社東京本社ビル(パレスサイドビル)「MOTTAINAI-STATION」で開催(18:30-20:00)され、参加しました。
福島県の太平洋岸最北の町新地町の漁師たちを、2011年6月から2014年11月まで3年半にわたって撮影したこの記録映画が3月11日〜24日の間ポレポレ東中野劇場にて公開されるのに先立ち、監督の山田徹さん、北海学園大学教授の濱田武士さん(漁業経済学、福島県の漁業に詳しい)を招き、この映画の内容や見所、濱田さんの観た感想や福島の漁業の震災前・震災後・今についてトークショーが行われました。山田監督は、福島県の詩人和合亮一さんの言葉に刺激されて被災地新地町に行き、漁師さんたちが今後どうなっていくかを記録しようと映画を撮った。漁師のプライド、生きざま、故郷を思う気持ちなどを観て欲しい。濱田教授は地域社会の現状、漁業という自然の中での生業を立てる姿を観て欲しいと言っておられました。
当日は正午から午後8時まで、同場所で新地町の特産品を集めた新地町復興マルシェも開催されました。
この映画は、3月11日〜24日の間ポレポレ東中野(JR東中野駅前)19:00、3月18日〜31日の間大阪の第七藝術劇場で劇場公開されます。
2017.1.18 第3回グリーンイメージ国際環境映像祭(2016)〈大賞〉受賞!
“映画『新地町の漁師たち』”劇場公開
小平地域支部では、活動の一つに2012.1.26明治大学と復興支援協定を結んでいます福島県新地町を支援していこうと、これまで2013年、2014年の2回訪問、他に東京での「震災記録写真展見学会」、毎年学生の「東日本大震災復興支援活動報告会」、「物産展での買い物」に行ったりしています。
映画『新地町の漁師たち』は、2016年7月2日(土)明治大学和泉キャンパスの図書館ホールでも、東日本大震災の風化を防ぐことと風評被害の解決の一助となることを目的に、明治大学震災復興支援センターと新地町主催で、山田監督と新地町の漁師さん4名との対談など表記映画の上映会がありました。
この映画は、昨年3月から今日迄に全国11都道府県24回の上映で約2,200名(各上映につき平均90名)の方が観られ、劇場公開を目指し上映活動を続けてきた結果、
2017年3月11日(土)-24日(金)19:00〜ポレポレ東中野で上映
されることになりました。4月以降は福島、名古屋の劇場に続く予定。
どうか校友の方にもぜひ観ていただければとご案内いたします。詳しくは添付のチラシをご覧ください。
■劇場上映
・日時:2017年3月11日(土)-24日(金)19:00〜
・劇場:ポレポレ東中野(JR東中野駅西口改札北側出口より徒歩1分)
・鑑賞券:特別鑑賞券1,200円販売中!
当日料金:一般1,700円、シニア・大・専1,200円、高・中・障1,000、小700円)
■ストーリー
あの大地震、原発事故で福島の漁師たちの生活は一変した。舞台は、3.11後の福島県新地町の漁村。東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発の事故の影響で、当初、再生不可能とまで言われた福島の海。その海を生きる漁師たちはこれからどこへ向かうのか…。津波で消えた漁村、浜をさまよう漁師たち、放射能汚染水が排出された海、漁村の伝統祭事を映しながら、物語は「地下水バイパス計画」(汚染水対策)を巡る交渉シーンへと向かう。廃炉行程を一刻も早く進めるために、漁業者から計画容認を得たい国と東京電力。一方、どう考えても容認しないと復興できないことを理解しつつも反対する漁師たち、また賛成する漁師たち。この映画は、津波と原子力災害によって生じた様々な軋轢や葛藤の中で生きる福島県漁業者たちの合意形成を巡る交渉の記録である。
■山田徹監督のHP: https://www.yamadatoru.com/
2016.12.23「ふくしま大交流フェア」に行ってきました!
今日、「ふくしま大交流フェア」が東京国際フォーラムで開催され行って来ました。ふくしまのぜんぶを見て・食べて・触れて、体感して!と、ふくしまの全部を知る機会でした。
真っ先に新地町ブースへ向かい、地酒鹿狼山とミニトマトなどを購入しました。新地町の地酒で新年を祝います。B級グルメも勢揃いし、ソースかつ丼で昼食して帰宅しました。
暖かい晴天で会場は大勢の人で溢れていました。東日本大地震から5年9ヶ月、新地町は常磐線も開通し復興が進んでいると思いますが、風化させないよう、東京に居てもできることを支援していきたい。また新地町へ行って見たくなりました。
2016.11.26 新地町暮らしセミナーに出席
・日時:2016/11/26(土)17:00~19:00
・場所:東京交通会館8階NPOふるさと回帰センター
・主催/福島県相双地方振興局、後援/新地町など
最近の新地町の様子を知りたいと思い、小平地域支部から2名参加しました。
会場には相双地方や特に新地町の様子に関心ある方々がお越しになって、熱心に説明を聞いておりました。私たちも新地町の名産のミニトマト、りんごジュース、いちじくパウンドケーキをいただきながらお聞きしました。
新地町関係では、最初に「I・Uターンのすすめ〜来て・戻って・住んで感じる田舎の魅力」と題して新地町にIターンされた鈴木健也さん(27歳)の話がありました。高校卒業後都心に憧れ都心生活しているうちに疑問を持っている頃に東日本大震災が発生し、地元のために何かしなくてはと考え始めIターンを決心したとのこと。今は観光協会に勤め地元のために活動しながら自分の時間も十分あり、充実した生活をしていると喜びを滲ませながら話されました。続いて新地町職員から、復興状況と今後の動きなどの説明がありました。福島県内で今一番勢いがある町と。
小平と都心との距離内と同じで仙台へ、常磐自動車道開通、12月10日開通の常磐線新地駅(仙台—新地町間50分)、平成30年LNG受入基地完成、火力発電所、企業進出、新地駅周辺での宿泊施設など相次ぐ進出が進んでいくそうです。
働く場所もあり、一年を通して温暖な気候、豊かな農産・海産物、鹿狼山など海・里・山のたくさんの自然に囲まれ、そして何よりあたたかい心がある町と説明ありました。
私たちも2013年、2014年に訪れ、本当にその通り肌で感じました。
最後に、ボランティア活動に関わっておられる武藤琴美さん(北海道出身→東京東村山移住→南相馬市移住現住)が居住地だけでなく近隣の町周辺も含めて行動できて、十分に生活を楽しむことが出ることを本当に幸せそうに話ししていました。
東京に居てできる支援ももちろんありますが、日に日に復興が進展している状況も見たい!気持ちが一層高まりました。
2016.11.22「福島県相双地方物産展」で買い物!
今朝の福島県沖地震、それに伴う津波が発生し心配しましたが、全て解除され安堵いたしました。日本橋ふくしま館のみなさんも心配顔していましたが、落ち着いて笑顔も交え応対してくれました。入口入ってすぐに新地町物産コーナーあり、生産者の方が物産を説明してくれて、試食もでき、非常に美味しかったので、ミニトマト、原木しいたけ、馴染みのニラかりんとうなどを購入しました。店内には相双地方の方々がお越しになってそれぞれの地元物産をPRしておりました。店内の飲食コーナーで喜多方ラーメンを食べました。
2016.7.2
ドキュメンタリー映画「新地町の漁師たち」を見て
7月2日(土)明治大学和泉キャンパス 図書館ホールにて、東日本大震災の風化を防ぐことと風評被害の解決の一助となることを目的に、明治大学震災復興支援センターと新地町主催の表記映画の上映会があり、見に行きました。
定員124名のホールでしたが、学生を中心にほぼ満員でした。
約1時間半の映画、山田監督と新地町の漁師さん4名との対談、新地町の食材紹介(小女子がプレゼントでした)など盛りだくさんのイベント内容でした。
実は、この映画は今年3月3.11映画祭で見ていましたが再び見て、津波と原発事故が、漁業を生業とする漁師さんたちに及ぼした影響及ぼしている影響に改めて強烈に認識しました。この映画は第3回グリーンイメージ国際環境映像祭大賞を受賞しました。
原発から50km離れているにもかかわらず福島の漁港ということで、隣町の宮城県や岩手県と違って漁が出来ず、苦悩する毎日、汚染水対応への漁師の海への思い、漁師仲間の絆、港の伝統行事実施など、いろんな問題が露呈され問いかけられた映画になっています。
小平地域支部では、これまで2013年、2014年の2回新地町を訪問していますが、漁港は見ていますが漁師さんたちの話は何も聞いていませんでした。今回直に漁師さんたちにお会いし話が聞けました。若いたくましい漁師さんたちでした。試験操業の量も増えてきているようで今は毎日漁に出ているとのことでした。この漁師さんたちが故郷新地町の漁港で立派に生業である漁業が出来ますよう祈るばかりです。
今年末までにはJR常磐線新地駅が開通予定で駅周辺も開発されるようで、木々と花に囲まれた駅舎を訪れたい気持ちが日に日に熱くなります。いつもの料理屋さんで新地町釣師浜漁港で取れたヒラメなどを地酒鹿狼山を片手にいただきたいです。
27年度実績
2016.3.14 ドキュメンタリー映画「新地町の漁師たち」を見に行きました
3331ArtsChiyoda とコマンドNによる共同プロジェクト「わわプロジェクト」主催(復興庁など後援)第三回3.11映画祭(2016年03月11日(金)~2016年03月14日(月))があり、14日「新地町の漁師たち」(監督:山田 徹 / 制作年:2016年 / 93分)が上映されました。
新地町では4月に予定されているほか、全国20カ所以上のサテライト会場で上映される予定とのこと。
新地町には平成25年26年と二回訪問しておりますが、漁師の方々のお話はほとんど聞いていませんでした。この映画を見て岩手県、宮城県の漁師とは違って、原発から50km離れているにもかかわらず福島県内の漁港ということで魚を取ることができない苦悩の姿を見ることができました。
2016年2月現在、震災以降からスタートした約3万件の水産物モニタリング検査の結果、出荷の安全が判断された72種の魚介類を福島県では試験操業として行っていますが、本操業の見通しは立っていないということです。
内容:福島県新地町の漁師たちを2011年6月から2014年11月3日の安波祭までの3年半の期間撮影した記録映画。3.11の津波と原発事故によって福島の漁師たちは生業としてきた漁業を自粛せざるをえなくなった。本操業の目処がたたない中、海での漁業権を持つ漁師たちと東京電力との間で増え続ける汚染水対策の一つである「地下水バイパス計画」の説明会が始まった。計画を容認するか否かの意見が同じ漁業者間でも分かれる中、いかに合意形成を図るかが問題となっていた。
津波と原発事故がもたらした未曾有の大災害は、浜の生活を一変させただけでなく、人間関係の軋轢を生み出し、さらには漁業が震災前から抱えていた問題を大きく露呈させた。
単純な復興とはいかない環境下で漁師たちは何に苦しみ、何を考え、どう活動していくのか。漁師という家業、浜の伝統行事など、土地の暮らしや歴史を見つめ直しつつ、災害が生んだ矛盾や困難を描くことで、被災者の主体を越えた「我々の復興」を私たちに問いかけていく。
監督:山田 徹(やまだ・とおる):1983年、東京新宿生まれ。自由学園卒。映画美学校ドキュメンタリー科を経て、2009年からドキュメンタリー映画の製作会社である自由工房に勤務。記録映画作家である羽田澄子監督に師事する。演出助手のほか、映像記録、TVドキュメンタリーの仕事に関わりつつ、2011年3月11日の東日本大震災から4年半をかけて映画『新地町の漁師たち』(2016)を完成させる。本作が初監督作品となる。
2016.2.15
2016.2.15
校友各位
明治大学校友会小平地域支部 広報 土井隆夫
NHK「鶴瓶の家族に乾杯-間寛平 福島県新地町ぶっつけ本番旅-」
前編今日2月15日(月) 20:00〜20:43後編2月22日(月) 20:00〜20:43
1月下旬に新地町でロケが行われたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」。
その放送が、2月15日(月),22日(月)の2週にわたり前後編で放送されます。
ゲストは、間寛平さん。鶴瓶さんと寛平さんのお二人が釣師漁港から旅を始め、新地の各地を巡ります。あちこち訪ねられているので、どこがどう映るかは放送を見てのお楽しみ。ぜひみなさんご覧ください。
前編
間寛平と笑福亭鶴瓶が東日本大震災の被災地・福島県新地町を訪ねる。震災の被害があった漁港から旅を始めた二人。思わぬ出会いから、津波の被害を受けた方が新築したお宅を訪ね、震災時の状況を聞く。その後、一人旅になった寛平は、工事現場や役場を訪ね、復興を支えている人たちと楽しく語り合うことに。一方、津波から自宅が残った地域を訪ねた鶴瓶は、出会った女性から、震災の状況やこれまでの悩みを聞くことに。
後編
間寛平と笑福亭鶴瓶が東日本大震災の被災地・福島県新地町を旅する後編。復興状況を知りたいと町役場を訪ねた寛平は、偶然に出会った建設会社社長と意気投合し喫茶店へ繰り出す。一方、鶴瓶は旅の前半で出会った女性の弟に会いたいと集団移転団地へ。そこで思わぬ人と再会を果たし、旅も意外な展開に。旅の最後、鶴瓶と寛平それぞれが仮設住宅を訪問。そこで震災にも負けず、明るく生活を続ける人たちと出会うことに。
2015.12.23 NHKBSプレミアム『きらり!えん旅 福島・新地町〜神野美伽』放映される
〜再放送日:1月5日(火)午前6時30分〜6時59分、1月6日(水)午前11時00分〜11時29分
今日12月23日NHKBSプレミアム19:30〜19:59に放映されました。歌手の神野美伽さんが11月19日〜21日までの間、福島県新地町を訪れ、町内を訪ね歩いた後、新地町農村環境改善センターでミニ・コンサートを行いました。
私たちも訪れた町役場前のバス停、JAそうま新地総合支店、果樹園マルショウの父母ご子息、復興工事状況などが放映されました。
見逃した方は、再放送がありますので、ぜひご覧ください。
2015.12.21明治大学教学企画部教学企画事務室震災復興支援センター 粟田様からメールいただきました
明治大学校友会
小平地域支部様
明治大学 教学企画事務室の粟田です。いつもお世話になっております。
お忙しい中、18日(金)の学生による活動報告会にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。お陰様で今年も無事に終えることができました。
今年は報告数が多く、それぞれの報告時間が少し短くなってしまいましたが、本学学生の取組みを、少しでもご来場の方々にご理解いただけましたなら幸いです。
小平地域支部の皆様には、報告会を始めリアスアーク美術館の写真展など、今年は様々なイベントにご参加いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
震災復興支援センターは、今後ますます進むであろう風化問題に取組み、本学学生の支援活動をサポートできるよう尽力する所存でございます。
今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
明治大学 教学企画部教学企画事務室 震災復興支援センター 粟田
2015.12.5 川島ゼミ学生:10月新地町訪問レポート
2015.10.12 写真展「新地っ子の夏休み」明治大学ほかで開催
東京YMCAが2011年〜2014年の夏、新地町の小学生約30人を対象に長野県、山梨県、宮城県でキャンプを実施、水遊びや野外料理を楽しむ子どもたちの生き生きとした姿をカメラマンの白井祐介さんが撮影した写真展が明治大学他で開催されます。
2015.7.4 アリソン クワイセルさん写真展「福島新地町に生きるー震災からその後の暮らしー」
3年前から福島県新地町の写真を撮り続けているアメリカ人女性写真家アリソン クワイセルさんの写真展「福島新地町に生きるー震災からその後の暮らしー」(目黒)に行ってまいりました。
新地町で生活されている住民の方々の日常の何気ない様子や風景がやさしくあたたかみあるよう撮られています。親子、漁師、農民、子供たち、仮設住宅住まいの人々、水遊び、抱っこ、祈り・・・・・。
アリソン クワイセルさんは、2011年8月ICUで学ぶために初来日。現在、博士課程で報道関係を研究しておられます。2012年に初めて新地町を訪問し、出会った美しい風景、親切な人々に魅せられてしまったそうです。
私たち小平地域支部の皆んなもそうでした。一昨年に訪れ、出会った皆さんの明るさと優しさに魅せられ、昨年も訪れてしまいました。福島原発から50km程度、津波で亡くなった方109人もいるのにほとんど報道されない「忘れられた町」、福島県最北端でも福島ということでの風評被害ある中、明るさと元気、緑豊かで青い海の新地町には魅せられます。
今日、写真展を見に行って驚きがありました。写真展に見学に来られたご婦人とお話したところ、ご主人が新地町役場に出向で勤務されている、息子さんが明治大学在学中ということでした。私たちや明治大学の新地町との関わり、訪れた時の写真などをお見せして話が弾みました。
26年度実績
2015.2.23 特別企画「震災記録写真展見学会」13名参加(うち1名女性初参加):明治大学博物館で開催されている明治大学震災復興支援センター主催の「震災記録写真展」見学会を行いました。当日お集まりいただいた校友は初参加の女性1名含め13名で、天気良く暖かな日和となりました。
展示写真は、気仙沼市のリアス・アーク美術館常設展「東日本大震災の記録と津波の災害史」で展示されている中から39点が展示されていて、一つ一つキャプションに記された”語り”が凄まじさを浮き彫りにしていました。本当にこんなことが発生したんだと驚嘆するばかりでした。
この後、阿久悠記念館、「明治大学震災復興支援センターのこれまでの活動展」を見て、師弟食堂で安くてボリュームある昼食を取り、岸本辰雄ホールから都心を展望し、陽だまり広場、山の上ホテル、グローバルフロントを見て回って解散しました。
2014.11.6〜7 第2回被災地支援旅行
明治大学校友会小平地域支部では、昨年に続き11月6日(木)〜7日(金)、「第2回被災地支援旅行(一泊)」に當麻支部長含め6名で福島県新地町を再び訪れました。
今回は、小平から車で常磐高速道路—富岡IC—国道6号線で福島県最北端の新地町に向かいました。6号線に入って富岡町、大熊町、双葉町、浪江町などの帰還困難区域を通り、進入道路・住宅・店舗などの入り口が柵で閉ざされイノシシ等に注意の看板など荒れ放題の状況を目にあたりにしました。
新地町では、今年6月に設置された福島県が関わるNPO法人みらいとの新地町事務局東博之様のお手配と二日間現地案内と全面的にご協力をいただきました。佐藤副町長様から復興状況のご説明をして頂き、屋上から海側全体を見渡しますと昨年とは一変して活発にトラックやトレーラーなどの高台造成工事、常磐線の高架工事、高台移転住宅など確実に復興が目に見えて進んでいる状況を確認することができました。進行中の仮設住宅から高台移転住宅への引越し進捗・新地駅周辺開発・LNG基地建設・常磐高速道路全面開通・常磐線高架開通・雇用促進など明るい話題についても状況をお話ししてくださりました。
また、町内の見学につきましても、海側の高台住宅造成工事(常磐線より山手側)、常磐線の高架工事、湾岸復興工事、仮設住宅、高台移転新築住宅など適切な場所を選定頂き、翌日には、語り部の三宅知子様が3.11の状況を涙ながらに語ってくださり我々も涙ぐみました。相馬共同火力発電(株)新地発電所の見学では、荒館長様含め3名でわれわれ6名の館内案内をしてくださり、震災発生時の発電所状況映像、タービン建屋内や約100mの屋上から360度展望させていただきました。そのほか食事処やりんご園、市場でお会いした皆様方からご親切にして頂き、皆様が明るく元気にしておられることにかえってこちらが元気をもらいました。町役場で明治大学ご担当の企画調整係長の八巻様はじめ皆様方から明治大学にはお世話になっているお言葉を頂き、続けて訪問したことがよかったと思いました。
今回は特に帰還困難区域のありさま、新地町の復興が進んでいることを目で見ることができ、語り部さんのお話に感動したことなど、本当に有意義な旅でした。どうか一日も早く復興が進み文字通り新しい“新地町”になることを願っております。
25年度実績
2013.11.2 被災地支援旅行報告(福島県新地町)
11月1日(金)明治大学校友会小平地域支部では、初めて企画しました「被災地支援旅行(日帰り)」に當麻支部長含め7名で、2012.1.26明治大学と復興支援協定を結んでいます福島県新地町を訪れました。
事前に新地町観光協会(町役場企画調整係内)と連絡を取ってはおりましたが、文化祭や産業祭の準備でお忙しい中、大学との関係とは言え一旅行者に町長様、副町長様、企画振興課の皆様にお会いさせて頂き(当初町長様は不在の予定でしたが13時前に入口で集まっているところに外出時に突然お声かけて下さりお話と集合写真を気さくに撮って下さいました。)、また応接室で資料をご準備頂き、副町長様から詳しい被災状況や復興状況のご説明をして頂き、わざわざ屋上までご案内頂き海側全体を見渡すことができ、被災状況や復興状況を直に聞き確認することができましたことは本当に良かったと思います。
また、町内の見学につきましても、旧新地駅・旧漁業協同組合・小川公園仮設住宅・新築中被災高齢者住宅など適切な場所を選定頂き、見学や食事処でお会いしました皆様方からご親切にして頂き、皆様が明るく元気にしておられることにかえってこちらが元気をもらいました。
当方からは副支部長の坂本登さん(坂本家9代目当主)の「必復興」の色紙2枚贈呈しました。わずかばかりの協力で申し訳ありませんでしたが、さくら家さんでの昼食(1mぐらいまで浸水)・JAそうま新地総合支店でのかりんとう購入(新商品開発)・新地公民館と小平中央公民館との情報交換・馬陵タクシー利用・果樹園マルショウでのリンゴ狩り購入(清明などの種類)・海の見えるガーデン花木山入園(珈琲と梨をごちそうになり)・しんち地産市場あぐりやでの買い物(ニラ、イチジクなど)・後藤酒店での地酒鹿狼山の購入・まるふじさんでの夕食(おかみさんと息子さんご夫婦のおもてなし)などを、楽しく過ごすことができましたしみんな喜びました。まるふじさんには購入したりんごやお酒が重いでしょうと帰りに自家用車でバス停まで2往復していただき恐縮しました。
今回、本当に新地町を選んでよかったと思いました。
帰りにみんなの意見は被災状況を見たのなら復興状況もしっかり確認していくことも必要だよね、ということで今回で終わることなく今後もまた訪れたいし何らかのかかわりを継続(今年試行的に購入しましたが市民まつりでの農産品取扱いなど)するということで意見一致しました。本当に有意義な旅でした。
どうか一日も早く復興が進み文字通り新しい新地町になることを願っております。