2024年度園芸鑑賞会

2023年度実績

<演芸鑑賞会>

2023.9/12 第41回演芸鑑賞会報告

参加者:小平地域支部10名、国分寺地域支部6名 日野地域支部2名 国立地域支部1名 合計19

 

今回の演芸鑑賞会は、現:国立演芸場での最後の開催となりました。

定席の最終月であり、先週はお馴染み「笑点」も上演されたました国立演芸場でしたが、意外と大入まではいかず通常の雰囲気での開催となりました。

奇術の大御所「アサダ二世」のとぼけた奇術に始まり、中入り前の「鈴々舎馬風」師匠のお馴染みの"楽屋噺(ここだけの話?)"で花が咲き・・・

「 しつこいぞ、そろそろ消えて、いいコロナ! 」の決めの川柳で仲入りとなりました。

中入り後は、一蔵師匠の声の響きが高齢者に嬉しい「佐野山」の人情噺、甚語楼師匠の「猫と金魚」の滑稽噺など盛り沢山で盛り上がった後に、トリの「林家たい平」師匠の出番となりました。

テレビの笑点の雰囲気とは違い、真面目な「青菜」の落語を存分に語っていただき、校友の皆様からも"たい平さんも、チャンとした落語をやるんだね!"と、たい平師匠の熱演に感嘆の声が上がっておりました。

公演終了後は、半蔵門への帰り道で"これからは滅多に来ないであろう"馴染みの「幸福園」での、晩酌セット1,180円を堪能し、名残り惜しい「現:国立演芸場」での定席の締めを校友皆様でいたした次第でございます。

次回の演芸鑑賞会は、113日の開催ですが、この日は「立川談幸 独演会」となります。明大校友(昭和53年商学部卒)の談幸師匠は、現在は立川流から出て落語芸術協会の所属となっております。よって、新宿末広亭や池袋演芸場・国立演芸場等へも定席のトリを務めていらっしゃいます。正当な古典落語を得意とされている、玄人好みの師匠です。

校友の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

以上

 

2023.7/4 40回演芸鑑賞会報告

参加者:小平地域支部5名、国分寺地域支部6名  合計11

 

今回の演芸鑑賞会は、落ち着いた雰囲気?での「真打昇進興行」としては寂しい客入りの開催となりました。終演後の皆様の反応も、落語より色物(漫才・奇術)が面白かった!と、いつもとは異なる印象が残る鑑賞会となったのは残念でした。

漫才は、カナブン色の衣装がやけに目立つ「宮田 陽・昇」の"秋田県えこひいき漫才"で、お馴染みの岩手泥棒(大谷翔平・菊池雄星・佐々木朗希・わんこそば・等々・・・)のくだりで、大盛り上がりとなりました。

奇術では、イリュージョンスター?の「北見 伸&ステファニー」の奇術に、"彼女の体は、折れ曲がったり切られたり・・・どうなっているのか???“と、黒い見せパンのステファニーへの、どよめきの様な歓声が場内にこだましたのは、客が少ないだけのせいでもなかったようで、同胞からは、すごい!の声がかかっておりました。

最後に、真打昇進を果たした「桂 翔丸」の落語を語ることになりますが、口調がとても早口で高齢者には聞きづらく"せわしい落語"の印象が残ったのは、私だけではなかったように思いました。昇進披露であがっていたのかもしれませんね?

次回の演芸鑑賞会は、912日の開催です。この日は9月中席の現国立演芸場の「最終定席」となります。次回定席は1月となるようですが詳細は決まってはいないようです。

思い出の国立演芸場での最後の演芸鑑賞会となります。また、こないだTVで紹介されていた「幸福園」で〆の1,080円セットを堪能しましょう!

校友の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

以上

2023年度実績

 

2023.5.16 39回演芸鑑賞会報告

参加者:小平地域支部6名、国分寺地域支部3名  合計9

 

今回の観賞会は、コロナ感染症が5類移行後の開催となったこともあり「五代目 江戸家猫八」襲名披露公演は大入盛況の開催となりました。

まずは、"いやらしい坊さん“風貌の古今亭文菊師匠の美声での「つーるー!」から始まり、きく麿師匠の「小林旭/昔の名前で・・・?」の歌唱から、入れ歯を落とす「おばあちゃん噺」、体全体で紙を切る大御所「林家 正楽」師匠の紙切り名人芸・・・(私も、お宝作品をもらいたかったのであります!)  中入り前は、落語協会最高顧問の鈴々舎馬風師匠の"世間話”なのか"昔ばなし“なのか意味不明の噺(アナウンサー20人の名前が言えるのは、芸なのか???)で笑いっぱなしの会場でありました。

襲名披露口上は、文菊師匠が司会を務めて相変わらずハチャメチャな楽しい口上が続き、馬風師匠の"三三七拍子“で〆と相なりました。

親子四代で継承してきた、動物モノマネの名跡「江戸家猫八」ですが、五代目もメリハリのある美声での素敵な公演でしたし、最後に披露された江戸家伝統の「初春のウグイス」の音色は、澄み渡る青空と森をイメージさせる素晴らしい出来でありました。これには、会場に詰めかけた猫八ファンの皆様も大満足されたことでしょう。

次回の演芸鑑賞会は、74日の開催となります。 当日は、落語芸術協会の「真打昇進披露興行」となります。 落語に漫才・色物と盛り沢山の演芸で皆様をお待ちしています。校友の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

以上

2023.2.1 38回演芸鑑賞会報告

参加者:小平地域支部8名、国分寺地域支部7名  合計15

 

本日の国立演芸場上席は「落語芸術協会」の担当でしたが、どういう事情かは分かりませんが客の入りが今一で閑散とした会場での寂しい開演となりました。

声の良い二つ目の桂笹丸から始まり、笑点の新メンバーの候補だけ?には挙がった春風亭昇也の「寄合い酒」から本調子となり、赤いキラキラ衣装の覆面美女マジシャン:マジックジェミーの度肝を抜かないマジックショー、中トリ三遊亭圓丸の「鹿政談」と若干静かな前半戦で仲入り休憩となりました。

後半戦は、不思議な声が特徴の桂枝太郎の「質屋蔵」の落語もお客が少ないのでやりにくそうな印象でした。しんみりした客席を沸かせたのは、江戸家まねき猫嬢の「動物モノマネ」で、何とか会場に花が咲いた雰囲気となり、トリはお馴染み桂竹丸師匠の〝落語界の噂話"からの軽い噺の「バンコク寿限無」でお開きとなった次第です。

個人的な感想ですが、地味な公演で印象が薄い会であったと感じました。〝やはりお客様がいっぱい入らないと盛り上がらない"ことを実感した公演でございました。

次回は、新年度516日の開催となります。当日は「五代目江戸家猫八の襲名披露興行」でのご機嫌伺いとなります。校友の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

以上

2022年度実績

2022.11.2 37回演芸鑑賞会報告

参加者:小平地域支部10名、国分寺地域支部6名  合計16

 

本日の国立演芸場上席は、落語協会のイケメン?落語家「八代目 柳亭小燕枝」師匠の真打昇進襲名披露公演がメインとして開催されました。

まずは、兄弟子の「玉屋 柳勢」師匠が歌舞伎落語の“七段目”で盛り上げ、軽快な掛け合いが売りの「ロケット団」、オチが新作?の“親子酒“を披露した「喬太郎」師匠、相変わらずの五代目小さん・三平の昔噺を目を丸くしてお話の、落語協会最高顧問「鈴々舎馬風」師匠と、仲入り前から大盛り上がりとなり、後半の真打披露の口上と相なりました。

披露口上は、喬太郎師匠が司会で小燕枝の師匠である「四代目 柳亭市馬」が最後は〆ることにはなりましたが、最高顧問の馬風師匠のハチャメチャ口上で、喬太郎師匠は[二つ目降格]の憂き目にあうなど、楽しい騒ぎの真打昇進襲名披露口上となりました。

トリはもちろん、市弥改め「八代目 柳亭小燕枝」師匠の小気味良い今風の語り口調での"粗忽の釘“を聴きました。若干、上がっていたようでしたが、最後に住吉踊り(かっぽれ)のご披露もオマケにつきました。・・・個人的には、噺には感動しませんでしたが、踊りの際の真っ赤な“ももひき”が印象に残るトリの一席となりました。

次回は、202321日(水)の演芸観賞会となります。 現在の国立演芸場も建替えの為、来年の10月頃が現会場での見納めとなりますので、校友の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

以上

2022.7.10

小平地域支部校友各位

 

「第36回演芸鑑賞会」開催中止のお知らせ

 

酷暑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より演芸鑑賞会にご参加を賜りまして、ありがたく御礼申し上げます。

 さて、817日に予定されておりました「第36回演芸鑑賞会」でございますが、昨今のコロナ感染の再拡大により来月の東京都感染者数が5万人を超える勢いとなり、コロナ感染第7波が想定されております。

 上記の状況を踏まえ、都心への交通感染防止を鑑み残念ながら「開催中止」の判断をいたしました。

 次回の開催予定は、11月2日(水)です。感染収束を期待しましてご案内いたします。

 

明治大学校友会小平地域支部

演芸鑑賞会 幹事 小出 巧

2022.5.11 35回演芸鑑賞会報告

                 参加者:小平地域支部8名、国分寺地域支部8名  合計16

 

本日の国立演芸場中席は、落語協会の女流落語家「蝶花楼桃花」師匠の真打昇進披露公演がメインとして開催されました。

まずは、三遊亭わん丈の開口一番で桃花師匠への披露口上時の応援練習(配布の桃花タオルの掲げ)から始まり、若干やかまし系のホンキートンク(安酒場)の漫才・中入り前には鈴々舎馬風師匠の落語「楽屋外伝」など、各出演者が桃花の昇進披露を随所に挟みながらの和やかな舞台進行となりました。 その中でも極めつけは、馬風師匠の昔噺・世間噺を演じる姿で “年を取ったが語り口は変わらないね!” ってなもんで、五代目小さんや初代林家三平が懐かしく思い出される楽しい噺にタイムスリップを感じた思いでした。

披露口上は、師匠の小朝が桃花の努力を認めるくだりなどがあり、最後に満員の観客での三本締めが盛大に行われるなど、82才馬風師匠の音頭もご立派でした。

トリに登場の桃花師匠は、さすがにAKB48のオーディションを受けた女子力で、三味線・端唄・人形振り・などの芸の広さを出しながら新作落語「浮かれの宵より」を熱演されました。 若干、手つきがうるさいだの・声が高くて耳障りだの・・・なんて 文句もありそうですが、お顔が可愛いので全て丸く収めましょう!

久しぶりの演芸鑑賞会でしたが、弟子を愛でる小朝師匠が嬉しそうで充実した時間を過ごすことができました。個人的に感動したのは、小朝の落語はやっぱり上手い!!

次回は、8/17(水)の国立演芸場8月中席となります。お楽しみに!

以上